祖父・真喜と祖母が紡いだ、絹の物語

 

1935年、大阪。

私の祖父、真喜(しんき)の物語は、激動の時代から始まりました。 戦禍を逃れ、一度は淡路島の穏やかな自然の中へと身を寄せた祖父。しかし、運命の糸は再び彼を導きます。当時手伝っていた家業の仕入れ先が、大阪の繊維の街・船場(せんば)にあったのです。

この繋がりは、決して偶然ではなかったのかもしれません。 目に見えない運命に導かれるように、祖父は商人の街、大阪・船場の地へと戻る決意をしました。

兄弟との夢、夫婦で歩んだ道

今から60年前。祖父は兄弟と共に、日本の繊維の聖地である船場で着物屋を創業しました。そこで運命的な出会いを果たしたのが、のちに私の祖母となる、まさこです。

「本物の絹」を見抜く厳しく確かな目を持った真喜と、温かい微笑みで店を守り続けたまさこ。2023年に祖父がこの世を去るまで、二人の人生の傍らには、いつも美しい着物がありました。

想いを受け継ぐ、バトン

MEGURUのシュシュは、祖父母が数十年にわたり大切に守り続けてきた「未使用のヴィンテージ着物」から生まれます。

それは、大阪と淡路島の歴史、そして二人の愛が織りなした、奇跡のようなシルク。現代では二度と再現することのできない、至高のクオリティです。

孫娘である私、なつみが、二人が生涯をかけて愛した物語を、一枚のシュシュに込めてあなたにお届けします。